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専業主婦からの教員復帰

2年目 S 先生

大学卒業後、私立中高に勤務。2人目のお子さんの出産を機に退職を決意。その後、幼稚園入園のタイミングを見計らって就職活動を開始。
希望条件をイー・スタッフの担当者にぶつけてみたところ、柔軟なサポートが受けられ、約半年で非常勤講師として勤務校が決定した。
現在、2年目に入り生活ペースも軌道に乗ってきた。担当教科にも幅が出てきて、子育てに仕事にと充実した毎日を送っている。

専業主婦からの教員復帰は不安も多いなか、イースタッフの柔軟な対応がうれしかったです

再就職のきっかけを教えてください

大学卒業後、私立の中高一貫校に約10年勤めました。第二子を出産後、復帰する予定だったのですが、残念ながら保育園に入れなかったんです。それでいったん退職することにしました。
次男が2歳になった頃、何気なくネットを見ていたらイー・スタッフのサイトを見つけて、軽い気持ちで登録してみたんです。というのも次男は延長保育のある幼稚園に通わせたいと思っていて、年少の1年間のうちに仕事を探して、年中になったら非常勤で教職に戻れたらいいな、というくらいの気持ちでいたんです。

登録してから、今の学校と出会うまではどのような流れでしたか?

登録後に面談があるのは知っていたのですが、時間的に都心に出向くのが難しくて。それをイー・スタッフの担当の方に率直に伝えたところ「電話面談にしましょう」と、柔軟に対応してくれたのがうれしかったですね。そこで私の経歴も含め細かくヒアリングしていただきました。

条件としては▼フルタイムではなく週3日の非常勤希望▼子どもを早朝保育に預けるので、1時間目の授業を受け持つのは難しい▼子どもの学校行事や幼稚園の保護者の集まりのため、平日にも休日を希望▼収入を夫の扶養の範囲内としたいーーといったものでした。

正直、こんなに言っていいのか迷ったんです。現場を離れて数年たっていたので、朝の通勤の感覚や書類の書き方なども忘れかけていました。でも、担当の方が「こういう条件の学校がありますが、いかがですか?」といろいろ聞いてこちらの気持ちを引き出してくれましたし、履歴書の書き方のアドバイス、自宅から幼稚園、最寄り駅までのルートや通勤時間まで考えてくれて「こんなに親身になってくれるんだ」とありがたかったです。
学校での採用面接では落ち着いて受け答えできたと思います。採用通知をいただいたときはうれしかったですね。

再び教壇に立ってどのような気持ちでしたか?

今の勤務校は生徒たちがしっかり勉強を頑張る学校です。先生方も一丸となって指導にあたっています。
1年目は高校1年の英語科6コマを担当しました。私も生徒も新たな環境でのスタートで、お互いにドキドキしながらの滑り出しだったのを覚えています。特に最初の定期考査までは授業の進度を意識して進めました。いくら授業が楽しくてもテストでよい点が取れなければ生徒たちは納得しないと思うんです。年次計画に沿っているかを周囲の先生方にも相談しながら授業を続けました。職員室では英語科の先生方が忙しいにもかかわらず丁寧にアドバイスをいただけるのがありがたいです。

家事や育児とのバランスはうまくいっていますか?

はい。おかげさまでとてもよい環境で働けていると思います。
昨年1年間は家族全員がこの生活ペースを初めて経験したので慌ただしかったのですが、2年目の今年は慣れてきて、夫が家事・育児の分担も多めにしてくれます。朝、子どもたちの水筒の準備をしてくれるのがすごく助かっています。

それから今年は子どもの遠足に夫が参加したんです。昨年、私が学校を休んで参加したときは授業交換で多くの先生方に協力してもらいました。そのことを話したら、子どもの学校行事にも積極的に関わってくれるようになりました。長男は周囲に「ママは学校の先生なんだよ」と話しているようで、家族からエールを送ってもらえている気がします。

今後の抱負を教えてください。

今年も週3日勤務ですが、2コマ増えて週8コマ教えています。高校2年のリスニングと3年の英語表現、コミュニケーション英語Ⅲは私にとって新たな科目なので気を引き締めて授業に臨んでいます。授業中、私は生徒の表情を敏感にキャッチできるように心がけ、ここまでは大丈夫? 質問があったら来て、とフォローを忘れないようにしています。また授業時間外も質問に来た生徒には積極的に対応するなど、勤務時間の中でベストを尽くすようにしています。

勤務校には好奇心旺盛な生徒が多いので「わかる」だけだと少し退屈さを感じてしまう生徒もいます。手応えのある問題や好奇心を刺激するような出題をして、学習意欲を高めることも大切だと感じています。
「今日はわかりやすかったです」と言われると本当にやりがいを感じますね。そんなダイレクトな反応を 生徒からもらえるのが教師の醍醐味だと思います。

(このインタビューは 2019年11月に行いました。)

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