エージェントは見た!⑩管理職経験を生かし、定年後こそ「現場で教えたい!」エージェントのサポートで新たな発見に満ちた第2の教員ライフを始動!
2020/12/30
イー・スタッフだけが知っている就職・転職成功事例!!私立小学校非常勤講師・Fさん(60代)の場合
「教員免許を活かしたい」という思いはあるものの、「なかなか一歩を踏み出せない」「希望に合う学校が見つからない」という方は少なくないのではないでしょうか? この連載では、イー・スタッフが関わった成功エピソードを通して、踏むべきステップや成功のポイントを探ります。
Interview:イー・スタッフ 宮川
「ベテランの方、管理職を経験した方にこそ担える役割がある」と力強く語る、入社4年目のコーディネーター。
Interviewer:ライター 小河
学校・企業関連の取材・執筆に携わって約20年、思春期目前の息子を持つアラフィフ世代。
定年後、どうする再就職?!「まだまだ教員として教壇に立ちたい!」
小河:
経験豊富なシニア世代の先生方の中には、定年や再任用の任期終了が迫っているものの、「まだまだ子どもたちと触れ合いたい」「授業を持ちたい」と考えている方は、少なくないのではないでしょうか。そこで今回のテーマはズバリ、「定年後も最前線で活躍する方法」。イー・スタッフの宮川さんは、「そういう方にこそ、エージェントを活用してほしい」と話します。
特に、管理職になったことで担当する授業数が減ったり、そのことによって生徒と触れ合う機会が減ったりした方からは、『まだまだ頑張りたい』というお声が多く聞かれます。
私が担当させていただいたFさんもその一人で、エージェントを活用したことにより、希望通りの働き方を手に入れることができました。
私が担当させていただいたFさんもその一人で、エージェントを活用したことにより、希望通りの働き方を手に入れることができました。
宮川
小河:
Fさんは公立小学校で定年まで勤め上げた後、再任用制度により3年間、常勤講師を務めました。定年前の17年間は副校長・校長などの管理職に就いていたこともあり、再任用で授業や担任を持つ機会を再び得て、そのやりがいの大きさをあらためて実感。体力的に常勤が辛くなってはいたものの、「教壇に立ち続けたい」という思いが強くなっていったそうです。
Fさんがイー・スタッフの存在を知ったのは、そのジレンマに頭を悩ませていた再任用3年目の秋のことです。小学校の非常勤講師を目指すべく、個人では入手しにくい求人情報をキャッチできる点に惹かれて登録されました。
宮川
専科の非常勤講師として私立小学校勤務!原点回帰
小河:
そもそも小学校の非常勤講師の募集案件は少ないため、長期戦となることも覚悟してのスタートでした。しかし翌年1月、まさにFさんにぴったりの案件が、イー・スタッフに舞い込んできたそうです。
小学校の書写専科の非常勤講師の募集です。Fさんのご自宅近くの学校様で、Fさんは書道の教員免許も取得されていることから、すぐに連絡させていただきました。Fさんには大学のキャリアアドバイザーのオファーもあったのですが、『やっぱり現場で働きたい!』と応募を決意。無事採用され、秋には学校様から、早々に契約更新の打診もいただきました。
宮川
小河:
再任用を終えてすぐに、希望通りの働き方を叶えたFさん。そしてその日々は、「教員としてのやりがい」だけにとどまらない、大きな収穫につながったそうです。
受験を経て入学した児童が集う私立は、公立とはまったく雰囲気が異なります。また専科教員として、初めて3~6年の児童を同時に担当。これまで以上に広い視野に立ち、“今の子どもたちの実態”と“成長のプロセス”を肌で感じたことで、教員としての原点に戻ることができたとおっしゃっていました。
宮川
ベテランや管理職経験者ならではの観点が、学校運営を支える土台に
小河:
Fさんのような管理職経験者やベテラン教員が非常勤講師として入ることは、学校側にもメリットがあると言います。それは、学校全体を把握したうえで繰り出される、若手教員へのさりげないサポート。
たとえば若手教員に何かを任せる時、『例年通りで』といった指示が出されるケースが多いのですが、その際、学校に受け継がれる独特の不文律に気づき、それを踏まえて実践することが求められます。それらを読み取って的確なフォローができるのは、時間的・精神的な余裕がある非常勤講師の中でも、Fさんのように経験豊かな層だけ。
学校からは、その気配りを高く評価しているというお言葉をいただきました。
学校からは、その気配りを高く評価しているというお言葉をいただきました。
宮川
小河:
第一線で今の子どもたちの教育に携わり、教員としてさらなる進化を遂げながら、後進の育成にも貢献するFさん。「彼女のように、私も持てる力を最大限に発揮したい!」と思った方は、Fさんのプロセスをなぞってみてはいかがでしょうか。コーディネーターの強力なサポートのもと、想像をはるかに超える第2の教員人生をスタートさせてください。