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教員志望の大学生におすすめのアルバイト①オンライン塾講師(働き方編)

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2023/01/06
学生のアルバイト

コロナ禍で大人気のアルバイト『オンライン塾講師』とは?

コロナ禍において、学校同様、多くの学習塾で導入されたオンライン授業。当初は “対面授業の代替”という意識も強かったようですが、いまや対面授業と同等のレベルで指導することが可能となり “特別なもの”ではなくなりつつあります。演習・解説が中心となる希望者対象の「特別講習」や聴講中心の「進路ガイダンス」などはオンラインで実施するなど、内容に応じて使い分ける学習塾も見られ、オンラインの活用方法は多様化しています。
“ウイズコロナ時代”へと向かう現在も、オンラインで行われる形式の学習指導は広がりをみせ、『オンライン塾講師』は、いまでは大学生に人気のアルバイトとして上位に挙げられるまでになりました。

オンライン塾講師の勤務形態と時給

大学生の注目を集めるようになったオンライン塾講師、働き方は大きく以下の2種類に分けられます。(※時給はイー・スタッフ調べ)

【個別指導型】(時給1,200円~)
多いのは、講師一人に対して生徒1~3人で実施するケース。
塾が活用するシステムや、生徒側のPC環境にもよりますが、対面との大きな違いの一つが、生徒の手元が見づらいことです。一人ひとりに目を配って、対面よりも声かけの頻度を高めることで、間違いや理解できていないところなどを把握しながら、ていねいに進めていきます。

【集団指導型】(時給1,600円 ~2,400円)
クラス単位の授業。塾によって3~10人のグループ授業だったり、20~30人の生徒が対象だったりとさまざまです。タブレットを使って板書を行い、その画面を共有しながら進めます。カメラとマイクをオンにした状態での受講を基本とし、「○○さん、ここには何が入る?」と問いかけるなど、生徒の表情を見ながらコミュニケーションを図ることで、双方向型・対話型の授業を展開します。

オンライン塾講師に求められるスキルとは?ツール・授業の進め方

対面指導でもオンライン指導でも、塾講師の仕事内容や授業内容は、大きくは変わりません。『オンライン塾講師』の大きな特徴としては、授業でシステムツールやタブレットを操作することが挙げられますが、大学での講義がオンライン化されたこともあり、抵抗感なく授業を行うことができているようです。

学習塾によって導入しているシステムが異なるため、アルバイトとして勤務する際には操作方法やルール注意事項に関する研修が実施されます。また、授業時に使用するタブレットやシステム内で使用するツールの操作については、実機を使いながらの研修が行われることがほとんどです。そういった意味では、未経験でもしっかりと研修を受けてスタートできる 環境といえるでしょう。また、指導においては対面授業よりも細やかな配慮が必要となりますが、声かけのタイミングや質問の仕方なども、実際にほかの講師の授業を見ながら学ぶことができます。

オンライン塾講師の勤務場所、自宅or塾に通勤?

勤務形態は、講師が教室に行く「通勤型」と、講師の自宅から直接生徒とつなぐ「在宅型」があります。在宅勤務が可能であることは、「オンライン塾講師」の特徴の一つ。学習塾によってどちらの勤務形態を取るかは異なります。

【通勤型】
多くの学習塾で採用されているのが「通勤型」。塾のインターネット回線を使って、生徒の自宅と教室とをつなぎます。最大のメリットは、周囲に教室長や先輩の講師がいるという点。塾側が講師のようすや生徒の表情を見ることができるので、講師自身も安心して授業に臨めます。授業中に何か困ることがあっても、すぐに質問し、適切な対策を講じることが可能です。

【在宅型】
家庭教師事業を展開する大手学習塾では、在宅型を採用しているケースが見られます。通勤の負担がなく、一人暮らしの方はもちろん、寮や実家でも自室があれば、周囲に人がいない環境で指導に専念しやすいことが大きなメリット。インターネット回線にかかる費用をどの程度負担してもらえるか、授業で使うタブレットを用意してもらえるか否かは、学習塾によって異なります。

オンライン塾講師の経験は、教員採用試験や学校での仕事に活かせるの?

学校では、対面とオンライン、両方のメリットを取り入れたハイブリッド型の指導がスタンダードになってきています。タブレットでの課題提出は日常的に行われているケースが多く見られ、一定期間、一部の生徒がオンラインで授業を受けていたり、クラス・学年単位でオンライン授業に切り替えたりと、状況に応じて臨機応変に対応しています。

教員になるということは、そのような現場に身を置くということ。アルバイトを通じて、オンライン授業に必要な知識・スキルを身につけておくこと、オンライン授業のメリット・デメリットを体感しておくことは、精神的な余裕がなくなりがちな新任の時期にも、教員としてより良い授業の実践を目指すうえでも、大きなアドバンテージになることでしょう。

また前述の通り、オンライン授業で対面授業と同様の指導レベルを維持するためには、観察・声かけが不可欠。まさに、教職課程で得た知識を活かせる、一つの実践の場と言えるのではないでしょうか。知識のさらなる定着を図ったり、自身の強み・弱みを把握したり、授業スキルやコミュニケーション能力を磨いたり、実践のなかで得た気付きを大学での研究につなげたり・・・。教員を目指す人にとって、大きなメリットとやりがいを得られるアルバイトと言えるでしょう。

続きはこちら
教員志望の大学生におすすめのアルバイト②オンライン塾講師(事例編)

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