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教員志望の大学生におすすめのアルバイト②オンライン塾講師(事例編)

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2023/01/20
学生のアルバイト

自治体運営の放課後学習支援でも大学生『オンライン塾講師』が活躍中!

多くの学生がアルバイトの第一候補に挙げる人気職種『オンライン塾講師』。その活躍の場は、一般的な学習塾だけではなく、自治体が運営する放課後学習支援にも広がっていることをご存知でしょうか。
(前回→教員志望の大学生におすすめのアルバイト①オンライン塾講師(働き方編)
コロナ禍の一斉休校が明けた後、学校ごとに臨時休校・学年閉鎖などの措置がとられるなかで、補完的学習の場を設けることを目的とし、中学校にオンラインによる放課後学習支援を導入する自治体が増加傾向にあります。

その多くは、申込制による個別指導。一般的な学習塾の個別指導と同じ授業形態となりますが、大きな違いは、自治体の方針によって、対象となる生徒や、使用する教材が変化するという点にあります。希望者を広く受け入れているケースもあれば、生活保護世帯などに対象を絞る自治体もあるようです。また教材に関しても、学校で使用している教科書や、教科書準拠のワークを使用するなど、自治体ごとに設定は異なります。

こうした学習支援のほとんどは、教育関連企業との連携のもと運営されています。イー・スタッフの運営会社(エデュケーショナルネットワーク)の中にもそうした連携事業を運営する公民連携推進室という部署があります。
運営担当スタッフ曰く、「生徒と講師の年齢が近いため、生徒からすると質問しやすく、良好な関係を築きやすい」との理由から、『オンライン塾講師』として多くの学生も積極的に採用しているそうです。

今や人気職種となった、オンライン塾講師のアルバイト。
一般の学習塾や家庭教師という環境だけではなく、より多様な環境で、教育の経験を積みたいと考えている方も多いのではないでしょうか。
企業が募集する、自治体による学習支援の『オンライン塾講師』にも目を向けることをおすすめします。

自治体運営の学習支援における『オンライン塾講師』の働き方・待遇は?

勤務形態・待遇は、『オンライン塾講師』の採用やシフト管理を担う運営会社によって異なります。ここでは、前述の公民連携推進室が運営する学習支援プログラムの事例をご紹介します。

(事例)
対象者:中学生
講師:大学生、社会人・フリーター、他の講師業との副業
時給:1,200円~
勤務時間:19:00~21:00(1コマ50分×2コマ×週2回)
*講師の自宅から生徒にオンライン指導する「在宅型」
*一度に3名程度の生徒を指導

受講者には事前に学力テストを受けてもらい、弱点をリサーチしたうえで、復習型の授業を行います。個別指導ですから、担当する3名の学年はバラバラです。
算数の分数の計算を理解できていない中1の生徒なら小学校の範囲から、中1の内容でつまずいている中3の生徒であれば中1の範囲からスタート。宿題や月1回の確認テストなどで定着度や伸びを把握しながら進めていきます。

授業の進め方、時間の使い方は講師に任せるものの、取り扱う単元や注意点などのポイントは、運営担当者からレクチャーします。また、初めての授業は運営担当者が見学し、改善すべき点があればアドバイス。授業内容や生徒個々の状況については、講師からの報告書を通して運営担当者にも共有されているため、「なかなか集中してくれない」「どういった声かけをすればいいか悩んでる」といった講師からの相談にも、その都度応じています。

勤務形態や講師へのフォロー体制も、運営会社によって異なります。希望やこだわりがある方は、募集要項や面接で詳細を事前に確認することが大事です。

自治体運営の学習支援での経験はどのように活かされる?

自治体のオンラインでの学習支援に携わる学生からメリットとして特に多く挙がるのが、「在宅型ならスケジュール調整がしやすく、帰宅が夜遅くならず 不安になることがない」という点。さらに教員志望の学生からは、「病院で治療・療養中の生徒や不登校で受講している生徒など様々な環境下の生徒と触れ合う体験ができるため、やりがいを感じる」という声もあるそうです。何らかの事情を抱える受講者が少なくない、自治体による学習支援ならではの特徴といえるでしょう。

担当者はこの仕事アルバイトの魅力について以下のように話します。
「学習面に課題のある生徒の学力を、対面よりも状況を把握しにくい・伝えにくいオンライン授業で伸ばすという経験は、教員に不可欠な指導力、さらに、対面と同じクオリティのオンライン授業を展開する力につながることでしょう。また生徒が講師に、家庭環境に関する悩みなどを相談するケースもあります。『さまざまな背景を持つ子どもがいることを肌で感じ、そうした子どもに関わる機会も持てるので、勉強になる』と話す講師もいました。生徒の思いを引き出す力、より多様な生徒に対応する力を養う機会ともなるのではないでしょうか」

今後、自治体によるオンラインでの学習支援は増えると予想されます。前述のような特性から『オンライン塾講師』の採用においては、学習塾などでの指導経験のほか、「オンライン授業を受講した経験の有無」「コミュニケーション能力」 を重視。加えて「子どもへの接し方に関する専門知識や高い意欲を備えていれば頼もしい」とのことです。『オンライン塾講師』は、まさに今、教員を目指す学生が持つ強みをそのまま活かせて、教員としての素養を磨くこともできるアルバイトなのです。

◆E-Staffラボ 編集後記
今回の「オンライン塾講師」に関する特集は、自治体からの受託事業で、個別・少人数制のオンライン学習塾の運営をしている、弊社(株)エデュケーショナルネットワーク公民連携室推進室の協力で作成いたしました。
公民連携推進室では全国の自治体からの受託事業(主に福祉・教育分野)の運営を行っております。オンラインの学習指導のほか、小学校での放課後活動の見守りなど、大学生も応募いただけるお仕事が多数。随時スタッフ募集を行っております。ご興味をお持ちの方はこちらから現在募集中のお仕事をご覧いただくことができます。
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(E-Staffラボ編集部)

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