Z会

E-Staff

アプリに切り替えてみませんか

  • 会員登録なしですぐ使える!
  • アプリ限定のコラムを配信中!

Web版で続行

アプリに切り替え

  1. 教員採用情報のイー・スタッフ TOP
  2. コラム
  3. 【最新事例】教員免許が復活!免許「休眠」状態から教員になった3人のケース

コラム

【最新事例】教員免許が復活!免許「休眠」状態から教員になった3人のケース

Share

Close

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
2023/02/10

教員免許更新制が廃止され、2022年7月1日より、「休眠」扱いの旧免許状(2009年3月31日以前に初めて免許状を授与された者が保有する免許状)は自動的に、有効な免許状となりました。とはいえ、「学校の教員になりたい」「教員に復帰したい」という思いをお持ちでも、どのように動けばいいのか分からない方、不安がある方は少なくないようです。そこで今回は、新制度運用開始後すぐの、2022年2学期(8~9月)から転職・復帰の第一歩を踏み出した、3名の事例を紹介します。(*3名の方の情報は本人特定がされないように一部、内容を加工しています。)

CASE1
ブランク10年以上からの教員再デビュー!家庭の時間も大切にして働く

■先生の紹介
Tさん(40代、女性、中学・高校の理系科目の 教員免許所持)
・大学卒業後、高校の教諭として約10年勤務
・結婚後、非常勤講師へキャリアチェンジ、さらに出産のタイミングで退職
・産後、育児と並行して家庭教師や添削の仕事を通して教科スキルを維持

■教員再デビューstory(弊社コーディーネーター談)
Tさんは教員免許更新制廃止を知り、「復帰したい」という思いが芽生えたものの、「本当に自分の免許状は復活したのか」「10年以上のブランクがあるのに復帰できるのか」といった疑問・不安をお持ちでした。
複数の不安・疑問をまとめて解決すべく、2022年の夏、イー・スタッフへ登録。
まずは、Tさんと共に、今持っている教員免許がすぐに使える状況かどうかを、文部科学省のホームページを参考に確認。その後、Tさん自身で教員免許の発行元である教育委員会へ正式確認を行っていただき、結果「手続きなしで、有効期限のない教員免許になる」状態であることがわかりました。
そこで次はいよいよ求人探しです。Tさんが免許を所持する教科は、もともと募集が多いということもあり、その時点ですでに複数の採用情報がありました。残された“復帰できるか否かのポイント”は、「家庭のための時間を確保した働き方が可能か」のみに。そこで、そうした配慮が可能な学校の求人をマッチング。週3日・8コマ担当かつ、担当授業の種類も1学年×1種類という、教材研究の負担も少ない形でのスタートをきっていただくことができました。Tさんは現在、無理なく家庭との両立をされている様子です。

CASE2 
塾での講師経験はあるが学校教員は未経験だった

■先生の紹介
Bさん(60代、男性、中学・高校の文系科目の教員免許所持)
・大学卒業後、学習塾で講師として勤務、その後営業職に転職。
・直近の仕事は自営業(サービス業)

■教員デビューstory(弊社コーディーネーター談)
2022年夏、Bさんから「ペーパーティーチャーも教壇に立てるようになったみたいだけど…」という問い合わせをいただきました。
実はBさん、2021年にニュースで教員免許更新制廃止の検討開始が発表された頃から、すでにイー・スタッフに登録されていたとのこと。ニュースを知り、大学卒業時に教員になるかどうかを悩んでいたことや、塾講師をやっていた頃の楽しさを思い出したそうです。
教員免許の状況を確認し(上記Tさんと同様の方法にて実施、詳細略)、希望いただいた「自営業との兼業が可能な、週2~3日勤務」という条件での求人をリサーチ。結果、2学期から採用の臨時募集でマッチングが叶い、高校で週3日12コマを担当されています。
職場での様子を伺うと「職員室の席が同じ学年・教科を担当する先生と近くて、コミュケーンもとりやすく助かっている。」とのこと。教員は未経験ながらも、営業職などで培われた柔軟性や謙虚なお人柄を強みに頑張っていらっしゃいます。
教科に関する勉強(教材研究)については初めてのことで苦戦されつつも、「それも含め、楽しくやっています。」と話してくださいました。

CASE3
教員経験者、ブランク約30年からの再デビュー

■先生の紹介
Sさん(50代、男性、中学・高校の文系科目の教員免許所持)
・大学卒業後、高校の講師として勤務。その後一般企業に転職
・キャリアチェンジし学習塾を開業。現在は授業ではなく運営業務に専念

■教員再デビューstory(弊社コーディーネーター談)
Sさんは以前からイー・スタッフに登録をされていましたが、旧制度の状況下では教員免許がすぐには使えないこともあり、希望にあう求人になかなかご縁がない状況でした。
2022年夏、弊社では2学期採用の臨時講師として学校で活躍いただける先生を探しており、学校近隣の登録者の方を中心に、複数の方にご就業状況の確認を実施していました。そこでSさんにお話を伺うと、教員免許の制度が変更になったこともすでにご存知で、ちょうど現職との兼業ができる仕事に興味があったと話されます。
兼業の条件は、“日数はこだわり無。ただし朝の時間がゆっくりであることと、塾が始まる時間までに移動ができること”の2点。すぐに学校に相談・交渉を行い、結果、週5日勤務、時間割は2~5時間目の範囲という条件で勤務をスタートしていただくことができました。朝から晩まで、多忙ながら楽しい日々を送っていらっしゃるようです。

ブランクがある方や未経験の方の
教員デビューをどう支えるか

ブランクがある方、未経験の方の就活支援を行う際に、イー・スタッフが大切にしていることがあります。
まずは大前提として求職者に寄り添い、個別のご事情やご希望を伺うこと、疑問・不安を解消できるように努めることです。そしてその上で「現実的な視点」を求職者に共有することです。それは、『個々の希望する条件が、学校側にはどのように映るのか』を求職者側に伝えるということです。
マッチング時の学校への交渉においては、極端に求職者側の要望だけを押し付けることはしません。求職者側の希望のみを強引に押し通して、“わがままな条件”でスタートを切ることは、ご本人にとってマイナスになるケースも多々あるからです。学校や一緒に働く先生方に気持ちよく受け入れていただき、よいスタートを切っていただくことが、エージェントの大切な役割の一つだと考えています。

教員免許更新制廃止を受けてのマッチングはスタートしたばかり。
今後も、その動向に注目し、一人でも多くの「教員を目指す方」の支援に努めていきたいと思います。

エントリーご希望の方は、まずはお気軽にご登録ください。

地方

都道府県