どの学校を選ぶ?給与や採用条件の「透明性」を重視~②新任教員の本音トーク~
私学教員に内定した方々の体験談トークが聞ける私学内定者座談会より
E-Staffでは毎年、私立学校教員への内定者による座談会を開催しています。
教員志望の皆さんが、私学に内定した先輩たちの体験談や本音トークを直接聞くことができる取り組みです。
今回は、異なる経歴を持つ4名の教員が参加し、就活時の経験を共有しました。
4名のみなさんに共通するのは、自分なりの「理想の働き方」を追求して活動されたということです。その経験から得た“就活ナレッジ”をお聞きしました。
Interview: 4月より着任予定の先生
2024年4月に私立学校への着任が内定している、多様な経歴を持つ4名の先生方。
■K・Nさん(新卒)私立高校(共学)数学科常勤講師内定
■K・Hさん(既卒)私立中高(共学)数学科常勤講師内定
■S・Nさん(新卒)私立高校(共学)英語科非常勤講師内定
■M・Nさん(新卒)私立中高(共学)英語科専任教諭内定
Interviewer: E-Staff担当
私学内定者座談会の運営チームスタッフ
公立より給与が高く専門性を生かせる私学教員を選択
大学院で最先端の言語習得の研究をしているので、そうした知識を活かしやすいのは私立校なのかなという点がまず一つあり、2つ目としては給与面ですよね。公立校に比べ、私立校の方が給与が高く、4月から教員として勤める学校は、内定をいただいた何校かの中で、一番給与が良かったです。
4月より着任予定の先生
ご存じの方が多いと思いますが日本私学教育研究所の「私学ネット」の募集一覧から見ていきました。
学校によっては給与や条件についての情報を掲載していないこともあるので、そうした場合は面接で聞くか、イー・スタッフの担当者の方を経由して聞いてもらいました。
イー・スタッフのサイトも見やすくてわかりやすく、大いに活用しました。
4月より着任予定の先生
勤務条件の透明性は学校選びの重要ポイント
雇用についての情報をどれくらい公開してくれるのかということも、学校を選ぶ一つの基準にしていました。給与については面接で具体的な話が出なかった場合は、内定をいただいた後に、直接具体的な額を伺いました。最終的にお世話になることに決めた学校は、最初から詳細を全部明らかにしてくれる学校でしたが、Eスタッフの担当者の方に間をとってもらって、内定後に再度確認をしました。
勤める上で、勤務・雇用条件の透明性はとても大事だと思います。常勤講師として採用された後、いつから専任教諭になれるのかについても、面接で率直に聞きました。その時点で明確に答えてくれない学校については、面接が通ってもその後は辞退させていただき、「一年間後には必ず専任教諭にします」と言ってくれる学校だけ先のステップへと進むようにしていました。
4月より着任予定の先生
私の場合は、応募した学校の公式ホームページに、教員採用のページがあって、そこに全部書いてあったので、それの情報を頼りにしていました。
4月より着任予定の先生
新卒で就活した時は、とにかく母校に勤めたかったので、お給料はいくらでも関係ないという感じで、勤めてから給与や細かな待遇について知りました。4月からお勤めする学校では、面接の後に給与や常勤講師から専任教員へ移行するプロセスなどもすべて教えてくれました。
イー・スタッフでエントリーした学校さんについての情報は、担当の方を頼っていろいろ教えていただき、毎日のように相談したり、「こういう募集はありますか?」と聞いたり、大変お世話になりました。今回、内定をいただいた学校も担当者の方からご提案をいただいて、その存在を知りました。自分の知識やもっている情報だけではカバーできない学校さんをご紹介いただき、本当にありがとうございますって感じです。
4月より着任予定の先生