教員採用試験の模擬授業対策~⑤新任教員の本音トーク~
私学教員に内定した方々の体験談トークが聞ける私学内定者座談会より
E-Staffでは毎年、私学に内定した先輩たちの体験談や本音トークを直接聞くことができる座談会を開催しています。
今年度は、異なる経歴を持つ4名の先輩が参加。掲載第4回目となる今回は、私学だけではなく公立の採用試験に挑戦した経験などを、先輩たちが解説。求められる「レベル」についても、体感を含めた具体的なお話を伺います。
Interview: 4月より着任予定の先生
2024年4月に私立学校への着任が内定している、多様な経歴を持つ4名の先生方。
■K・Nさん(新卒)私立高校(共学)数学科常勤講師内定
■K・Hさん(既卒)私立中高(共学)数学科常勤講師内定
■S・Nさん(新卒)私立高校(共学)英語科非常勤講師内定
■M・Nさん(新卒)私立中高(共学)英語科専任教諭内定
Interviewer: E-Staff担当
私学内定者座談会の運営チームスタッフ
目次
模擬授業で見られるのは、教員としての振る舞い・知識・指導力
さらに、模擬授業中に不安を見せないことも非常に重要だと思います。本番では面接官の先生方や英語科の教員の方々を目の前にして授業をすることになるので、絶対に緊張します。準備が不十分だとどんどん不安になってしまうので、板書計画や説明の展開、ポイントなどを事前にしっかりと組み立てました。
4月より着任予定の先生
4月より着任予定の先生
事前チェックと準備は必須、教員目線の客観的なアドバイスが糧に
4月より着任予定の先生
4月より着任予定の先生
教員経験者は多角的な授業研究でよりよい授業を
今回の採用では、模擬授業なしで内定をいただいたのですが、アドバイスをするとすれば、すでに教員を経験した方は、ある程度、自分の授業スタイルが出来上がっていると思うんですよね。そうした自己流のスタイルも大事ですが、さらに大事なのは、新たに授業を研究する熱意や努力です。何回も教えた単元だとしても、自分のノウハウを活かすだけでなく、ICTを使ったらもっとわかりやすく説明できるんじゃないか、などいろんな角度から見て研究すれば、その熱意は必ず学校側に伝わると思います。
4月より着任予定の先生
模擬授業では生徒の興味を引き出すアクティブな授業を
4月より着任予定の先生
4月より着任予定の先生