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コラム

服装や髪型で変わる印象の差

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2020/02/28

教員の身だしなみとは?

教員の服装や髪型に対して、生徒や保護者はどのような印象を持つのか。言うまでもなくその場にふさわしい服装=TPOが一番ですが、受け止め方は人それぞれですよね。

私学の場合は、その学校の考え方や教育方針に賛同した保護者が集まるため、保護者のマナーに対する考え方も、その学校の考え方や校風に共鳴するところがあります。

たとえば、制服がなく生徒の自主性を尊重する学校では、教員の服装や髪型に関しても寛容で規定もゆるやか。一方、制服があり、その着用方法や髪型に関する校則が厳しい学校では、教員に対しても厳しい規定が設けられる傾向にあります。また、特に女子伝統校ではマナー教育に力を入れている学校が少なくありません。教員は、身だしなみ、言葉遣いなどのマナーの面でのお手本となることがより一層求められます。

いずれにしろ、教師は生徒から常に見られる仕事であり、社会人のお手本であることを念頭に置きビジネススーツを基本とするようにしましょう。「生徒(子ども)が相手だからいいや」という油断は禁物。生徒たちは、誰よりも教員をよく見ています。

授業の内容や行事に合わせた服装を

体育の教員はジャージで過ごしたり、美術や化学教員が白衣で過ごしたりすることもあるでしょう。また、学校生活では、教室の授業以外のさまざまな場面があり、活動の内容に合わせた服装選びに迷うこともあるでしょう。入学式や卒業式などの式典もあるため、教師にとってフォーマルな衣類も必須です。

多くの私学では、規定に対する意識の差はあるものの、服装に対する規定が設けられています。その学校の雰囲気に慣れるまでは、規定に従ことが無難でしょう。

さらに学校には家庭訪問や授業参観の他、保護者の方を招いての懇親会や飲み会など、私服で参加する機会もあると思います。あまりにも固いスーツ姿だと、親しみづらい感じがしてかえって印象が良くない場合もあります。とはいえ、友人同士のプライベートな付き合いや、デートに出かけるような服装は、やはりふさわしくありません。どのような立場で参加するのか、保護者の方との距離感はどれくらいかなどを考え、さらに先輩やベテランの教員の服装を参考にしてみてはいかがでしょうか。

参考:教員採用、面接時の服装のポイントはこちら
https://www.e-staff.jp/siken/clothing

 

 

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