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コラム

教員免許を生かして保活と就活を同時にクリアしたE先生のヒミツ

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2020/09/18 (最終更新日:2023/04/12)

■就職・転職成功事例① 国語科教員・Eさん(30代)のケース
共働き世帯が増え、保育園不足が以前よりはやや改善傾向にあるとはいえ、2023年の今でも育児世代にとっては、「保活」×「就活」を同時に成功させるのは簡単なことではありません。
そんな超難題を、2020年時点で様々な工夫でスマートにクリアされたE先生の実例を、当時担当したスタッフがご紹介します。 (E-Staffラボ編集部・再編コメント2023/4)

教える仕事を続けたい、塾講師から昼に働ける学校教員へ

Eさんは進学塾の講師として約10年間、受験指導の経験を積まれてきました。働き方を見直すきっかけとなったのは出産でした。保育園の預かり時間外での勤務が求められる塾講師。家族のサポートがあったとしても、このまま続けていくことは難しいと感じていたそうです。
講師仲間から「エージェントに登録すれば、私学で非常勤講師として昼の時間に働くことができる」と聞き、Eさんは転職を決意します。当時はまだ教員免許更新制が廃止されていなかったので、まずは産休・育休の期間を活用し、通信で教員免許更新講習を受講されました。免許失効ギリギリのタイミングだったそうです。やるべきことを的確に把握し、“できることからやる”という姿勢が素晴らしいと感じました。「教える仕事を続けたい」という強い思いが、スムーズかつ計画的に準備を進める原動力になったのではないでしょうか。

エージェントという存在を知らなかったEさんの場合、転職の相談ができるような信頼できる仲間がいたことも、第一歩を踏み出す上でのポイントといえます。「周りに聞きにくいなぁ・・・」という方であれば、このスタートダッシュの段階でエージェントに登録・相談してみるのも一つの方法です。イースタッフは多くの事例を知るプロとして、状況に応じたサポートが可能です。

保活の加点対策?!4月入園を目指して取り組んだこと

働く意欲があるにもかかわらず、多くのママの頭を悩ませているのが、「保育園が先か、仕事が先か」という問題です。Eさんも例外ではありませんでした。保育園への入園希望者が定員を超えている場合、すでに働いている人が優先されるというのが現実。そこでEさんは、育児休業中に認可外保育園の一時預かりを利用し、塾の季節講習を担当されました。

認可外といえば、保育料が割高であるケースがほとんど。それでも両親に預けるのではなく、あえて一時預かりを利用するという選択をされました。「働きたい!」という意思表示になりますから、その後の入園の審査において、多少なりとも「加点」の要素になったのではないでしょうか。

転職の希望条件は「受験指導の経験を生かせる職場」

Eさんが当社へ転職の相談に来られたのは、保育園内定判明後の2月中旬です。時期として少し遅いと感じる方もおられるかもしれませんが、「勤務できるかどうかわからない状況にある方」の採用には学校側も慎重にならざるを得ませんから、タイミングとしては良かったと思います。お仕事の案内、学校とのスケジュール調整など、とてもスムーズに進み、4月からの勤務が決定しました。

ご紹介したのは、躍進を遂げる進学校です。Eさんの自宅から近く、ご希望だった車通勤が可能であることに加え、「受験指導の経歴を活かせる現場」であることがマッチングの決め手になりました。現在は、保育園の送迎を考慮した時短勤務で、国語科の指導だけではなく、多くの受験生を見てきた経験を発揮して進路指導も担当されています。

出産や育児は、本当にやりたいことを見つめなおし、自分に合った働き方に舵を切る絶好の機会です。Eさんが短期間で希望に沿った学校と巡り会えたのは、積極的な保活、エージェントの有効活用、そして何より、「キャリアを活かしたい」という明確な思いがあったからこそだと思います。 (大阪営業所:営業スタッフ)

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