エージェントは見た!④「もう一度教員に」58歳で早期定年退職、エージェント活用で私立中高に再就職!
2020/10/16
イー・スタッフだけが知っている就職・転職成功事例!!元公立中学教諭Sさん(50代)の場合
「教員免許を活かしたい」という思いはあるものの、「なかなか一歩を踏み出せない」「希望に合う学校が見つからない」という方は少なくないのではないでしょうか? この連載では、イー・スタッフが関わった成功エピソードを通して、踏むべきステップや成功のポイントを探ります。
記事・取材:小河砂綾
Interview:イー・スタッフ 佐丸
入社4年目。「登録者にも寄り添いながら、学校の要望に全力で応える」を心がける営業スタッフ。
Interviewer:ライター 小河
学校・企業関連の取材・執筆に携わって約20年、思春期目前の息子を持つアラフィフ世代。
「もう一度、教壇に立ちたい」家族のサポートを受けて、早期定年退職の後、教職へ再チャレンジ!
小河:
今回の主役は、一度手放した教員生活を、エージェントを活用することでスムーズに取り戻すことができたSさんのお話です。
Sさんは57歳 のとき、長年勤めた教職を一足先にリタイアすることを決意。58歳で「早期定年退職」の道を選びました。ところが、退職後しばらくたってから 「もっと教員を続けたかった」という本心に徐々に気がついていったそうです。ただ過ぎていく悶々とした日々に終止符を打つきっかけとなったのは、なんとSさんの奥様でした。佐丸さんは当時を振り返り、こう話します。
Sさんから『教職への心残りがある』という話を聞いた奥様が、オンライン登録をしてくださいました。もちろん、勝手に登録したわけではありません。少しだけスマホ操作が苦手な、Sさんに寄り添い、一緒に画面を見ながら、まずは「私立学校 教員採用」と検索。イー・スタッフのホームページを見つけてくださいました。奥様は、Sさんに希望条件や必要事項を確認しながら、代理でスマホの操作をしてくださったとのこと。珍しいケースですが、そうやって背中を押してくれるご家族がいる環境と、Sさんの柔軟な姿勢があったからこそ、再び教員として働く道が拓けたのだと思います。
小河:
Sさんは、オンラインからの登録後、すぐにコーディネーターによる面談を予約。イー・スタッフを訪れ、正式登録に至ったそうです。とはいえ、その時、Sさんの年齢は「58歳」。しかも、面談に来たのは、すでに学校が始まってしまっている4月中旬。年齢も、就職活動スタートのスケジュールとしても、ややハンデがあるスタートなのではと思ってしまう人も多いのではないでしょうか。ところがこの後、とんとん拍子に話が進んでいったとうのです。
実は登録から約1週間で、文武両道・男女共学の私立中高一貫校への勤務が決定しました。4月は採用活動が落ち着くというイメージがありますが、実はこの時期、何らかの理由で突然教員がリタイアしてしまった学校からの、『急きょ探してほしい』という依頼が入ってくるケースもあるのです。
小河:
つまり、そうした急な案件が集まるエージェントに登録していたからこそ摑めたチャンスだったのですね。
今回のような、年度途中の教員募集の場合、すでに勤務日数や時間割が決まっていて、調整が難しいもの。“週3~4日の勤務、経験を積んできた中学生の指導”を希望していたSさんが、週5日勤務、高校3年生の受験指導担当という条件を柔軟に受け入れたことも、スピード決定の大きな要因といえるでしょう。
エージェント活用のメリットは??教員1人ひとりの真の魅力を知るイー・スタッフだからこそ生まれた縁
小河:
このスピード決定のもう一つのポイントは、さきほど触れた”50代・早期定年退職後”という年齢の壁を、難なくクリアできた点にあります。そんなことが可能なの? 佐丸さんの言葉が、そんな筆者の素朴な疑問を解決してくれました。
エージェントを通しているからです。
特にイー・スタッフの場合、登録時の面談を通してこれまでの経歴・指導経験や実績はもちろん、先生1人ひとりのお人柄までも把握できるよう努めています。そのため、学校 の状況を踏まえつつ、登録者の方をいろいろな角度から売り込むことができます。
「週4日の勤務がいい」という希望でも、応募者からすると「学校の意向に反しているのではないか」との思いから、面接の場面でも直接伝えにくいもの。こういった希望も、私たちが学校にしっかり伝え、できるかぎり調整できるよう努めています。
一般的に、顧客である学校の要望ばかりを優先したマッチングに陥りがちでもあるのですが、イー・スタッフは違います。登録者の方に気持ちよく働いていただけるよう、私も常に、最良の形を模索することを心がけてきました。Sさんの場合は、Sさん自身が学校側の希望も受け入れてくださったのですが、もしも条件面で希望がある場合や、心配なことがあるときでも、ぜひ安心して私たちに相談してほしいですね。
さらなるステップアップ!高校3年生の受験指導の経験を活かして、新しい学校へ
小河:
約1年間の非常勤講師としての契約期間が終わる3月を迎え、Sさんは、次の勤務先を探すことになりました。「今度こそ大変なのでは…」と思い きや、なんと間を置かずに、新たな勤務先が決定。現在は躍進を遂げる私立高校に勤務しているそうです。
1校目で高校3年生の受験指導を経験したことが大きな武器になりました。しかも、今 まさに学校現場で指導をされており、ブランクもない。この点は、採用する学校側も安心感があったと思います。交渉により週4日勤務というSさんの希望も叶えることができました。
小河:
柔軟性と意欲、そしてイー・スタッフのサポートがあれば、思いは叶う。そんな前向きな気持ちにさせてくれるエピソードでした。奥様が起点となったレアケース。この連載で語られる“次なる伝説”をつくるのは、あなたかもしれません。
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