[トップネット研修]模擬面接レポート
私学の理事長先生・校長先生・教頭先生を迎え、模擬面接会を実施いたしました。
毎年研修生から「とてもためになった!」と好評で、トップネットの目玉ともいえるプログラムです!
当日の流れは以下の通りです。
1.「面接対策講座」でポイント整理(E-Staff)
2.グループに分かれ、先生方による「模擬面接」
3.全体で「先生方によるご講評」
面接対策はこれから…という研修生が多く、はじめは研修生の間で緊張感が漂っていましたが、先生方に自分の想いを懸命に伝える中で、だんだんと場に熱が生まれていくのが感じられ、研修生から先生に質問が出るなど、研修生にとって非常に貴重な経験になりました!
印象的だった場面や話をいくつか紹介いたします。
1.面接対策講座
~「過去・現在・未来」それぞれを深め、教員としての適性や、そこで働く覚悟を示す~
“履歴書ではわからない情報を知る場“として面接を定義するところから始まり、どのような観点で自分の答えを作っていくべきか、実例の分析を交えて講義が行われました。分析内容に思わず「手厳しい!」などの声が漏れるなど、準備をさらに細かくしなければならないと危機感を抱いた研修生が多かったようです。
ペアワークで学生同士でのプチ模擬面接も行われ、良いところを誉めあいながらも必要なアドバイスはしっかりとしており、それを受ける側も素直に受け止め、活かそうとしていました。お互いを高めあう良い時間になりました。
2.模擬面接
~教育の原点は「母親が自分の子どもに向けるまなざし」~
上の言葉は今回面接員を担当していただいたある私学の校長先生がおっしゃっていた言葉です。“教育にとって一番大事なことは何か”など、根幹にかかわるような質問も多く発せられ、研修生にとってはなかなか難しく感じられたようです。
目先のことだけでなく、教育改革が進むなかで自分が果たすべき役割が何か、考え直す機会になりました。
3.先生方によるご講評
~テクニックよりも、若いエネルギーをもってぶつかってきてほしい!~
先生方から研修生全員に対してフィードバックが行われました。“緊張したときにどうすればいいか”という永遠のテーマに対するユニークなアプローチ(そういうときは体の重心が傾いているので、それを認識して修正するなど…)から、私学の今後の行く末まで、内容は多岐にわたり今後の参考になるものばかりでした。
その後懇親会も行われ、積極的に先生方と意見を交わしあった研修生たちは、今後の教育実習や選考への自信を深めた様子でした。