トップネット私学教員養成所(東京・大阪合同開催) 現役私学教員による講演 リポート
本研修プログラムにおける魅力の一つに、現役の先生方からお話が聞ける。という点があります。
それは、研修生にとってだけではなく、我々スタッフにとっても、毎年の学びの場であり楽しみでもあります。
今期も江東区清澄にある中村中学校・高等学校の前校長 永井哲明先生をお招きし「私学の魅力・教員の仕事とは」というテーマでお話し頂きました。
オンラインでの実施とは思えないほど、画面越しから伝わる熱量と、言葉の数以上のメッセージに、教員を志望することへの強い後押しを感じ取った研修生が多かったと思います。
研修生の振り返りからも、強い気持ちを感じました。
一部、ご紹介します。
「教員は深海魚。」という言葉が印象に残っています。クラスの99%は教員にならないのに教員についてのキャリアしか知らない自分が、なにを伝えられるのかを考えさせられました。自分が何も知らないということを知っているだけで、いろいろなことを調べ、自分に落とし込み、生徒に伝えるということができると思うので、これから沢山の知識を吸収しなければならないと思った。(数学・女性)
保護者についての話はとても印象に残っています。保護者とうまく付き合えるかとても不安でしたが先生の言葉で勇気が持てました。(保健体育・女性)
学校選びについて質問させていただいた時に、私学ならではの視点からのご指摘もあり、とても参考になりました。いろいろなことが重なり、このままでいいのか自分に自信をなくすこともありますが、今回のことで自信を取り戻し、引き続き頑張ろうと思いました。
早く先生と同じ舞台で働きたいです。(数学・女性)