教員研修・育成セミナーレポート

近年、全5日間で実施していた本プログラムを、今年は半日×4日間へとぎゅっと凝縮して開催しました。都内の私立学校(男子校)の教室を会場としてお借りし、その中身も、感染対策を講じた内容と形式へと変化しています。

初日、すぐの授業研修

自己紹介と意気込みを伝える1分間スピーチを終え、早速授業研修へ突入しました。教科混合による導入部分の実施でしたが、緊張からか、ぎこちなさや思い描いていた授業を実施できなかった悔しそうな表情を見せる研修生もいました。

教科を超えた多様な視点により、自分の当たり前が伝わらない事実や新しい発見、フィードバックを通して得る客観性を獲得し、インプットを大量に得て、あっという間に終了しました。また、今年は大勢の先輩方が駆け付けてくれました。現場で得た経験や、的確なアドバイスは彼らにとって心強いものだったはずです。

マスクを着用し距離を取りながらの授業研修は、決して容易なことではありません。
しかし、不便さの壁に負けない熱いやり取りに、逞しさを感じると共に明日への期待が高まった1日目でした。